出版物の紹介


シンビオ社会研究会が発刊した本を紹介しています。

岐路に立つ原子力を考える
出版社:大学教育出版
発行:2021.8.20

事故後10年を経ても放射能漏れが続く福島第一原発のメルトダウン事故。それをもたらした原子力村の安全神話の実態を問い、さらに今や岐路にある我が国の原子力開発の状況を展望する。そして脱原発に転じた世論の中、原子力に課せられた使命を考究する。

 

 

Progress of Nuclear Safety for Symbiosis and Sustainability
出版社:Springer
発行:2014

当会の吉川榮和会長が中国の哈爾濱工程大学核科学・工程学院院長張志倹教授と2010年から発行を開始した「原子力の安全とそのシミュレ―ション技術」に関する国際学術機関誌IJNSに、2010-2012の期間内の発行採録された論文のうちの優秀論文32件を、計装制御・マンマシンインタフェース技術・プラントのリスクモニターや状態監視保全に関する論文に分類して収録したもの。

 

 

ヒューマンインターフェースの心理と生理
出版社:コロナ社
発行:2006.3.20

ヒューマンインターフェースという言葉がまだ一般には耳慣れない頃から、研究や講義に携わってきた著者らによる、これから研究に従事する学生、新人技術者にむけて、インタフェースの接する人々の心理・生理に関わる知識と応用を平易に解説。

 

 

★京都からの提言 明日のエネルギーと環境その続編
出版社:日本工業新聞社
発行:2001.6.10

ニュー・ミレニアムを「共生」思想で構図する!
20世紀の急激な工業化で、人類文明は地球環境悪化の暗雲に脅かされている。これからは叡智の求められる情報化時代。人類の持続的発展へ、自律的生活者の視点でエネルギー社会のあり方、それを支える新資源創成とエネルギー利用を共考する。

 

 

★新しい原子力文明へ
―原子力の技術的安全と社会的安心への道筋―

出版社:ERC出版
発行:2001.12.21

原子力の安全性、その哲学と実践を克明に解説!
原子力に携わるものの大きな悩みは、いくら努力を重ねても、自分たちの安全への取り組みが社会の持つ安心感とのギャップを埋めきれないことにある。なぜその構造が生まれ、いまだに克服できないのか。わが国第一線の研究者や技術者が実践的な立場から考察を重ねた結果がここに示されている。読者は原子力への賛否の立場を超えて、多くのことを教えられるに違いない。

 

 

★現代産業のリスクアセスメント
出版社:コロナ社
発行:2008.11.25

複雑高度化したSafety critical systemのリスク問題についてマンマシンシステム研究者として実際課題の解決に長年携わってきた著者による基本知識の解説。

 

 

★新リスク学ハンドブック
現代産業技術のリスクアセスメントと安全・安心の確保

出版社:三松株式会社

科学技術の産物である現代産業技術のリスクの本質を賢明にマネージする!科学技術と社会の共生を志向するシンビオ社会研究会のメンバーによる文理融合の視点からの新リスク学の体系化の方法論の集大成。

 

 

★先端原子力 ア・ラ・カルト -21世紀の挑戦―
出版社:日本原子力学会
発行:2002.3.8

新たな原子力発電システム・バックエンド技術、原子炉核燃料・熱流動、プラント構造工学・保全技術、ヒューマンマシンシステム・ロボット技術、量子ビーム工学・核融合炉、放射線・原子力の安全確保と社会・環境問題を対象に100件の先端原子力のトピックスを選択して1件2ページで76名の専門家がイラストを用いてわかりやすく紹介。

 

 

★電気学会大学講座 発電工学
出版社:電気学会
発行:2003.3.25

大学電気系学生向け教科書!
最近の発電技術を、従来の水力、火力、原子力を中心とする大規模集中型発電方式、再生可能エネルギーや化学力発電のような小規模分散型発電に大別し、発電の基礎理論、電力需給の動向についても解説。

 

 

★京都からの提言 明日のエネルギーと環境
出版社:日本工業新聞
発行:1998.10.12

京都学派による新黙示録!
先進国のエネルギーと資源の膨大な浪費は、地球環境の保全を脅かし、われわれだけでなく、子孫に負の遺産を残すことになる。21世紀まであとわずか・・・。来るべき未来社会へのパラダイムシフトを考える。