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座談会報告

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原子力立地地域の人々の声を聞き取り、効果的なコミュニケーションのあり方について考察するため、当研究プロジェクトでは、今までに2回の座談会を行ってきました。200312月には、青森県六ヶ所村で、地元の女性4名を対象とした座談会を行いました。また、20049月には、福井県敦賀市で、地元の女性3名と、協力会社で働く男性2名を対象とした座談会を行いました。

2つの座談会とも、原子力については漠然とした不安があるものの、エネルギー供給や、雇用創出という点では必要であるとの立地地域の人々の意識が確認できました。そして特に、地元女性から原子力発電へ以下のような要望が提出されました。

・何か事故が起こった際に、具体的にどのように対応したらよいか、マニュアルを用意して欲しい。(地元女性)

・事故時だけでなく、普段から天気予報のように発電所の情報を発信して欲しい。(地元女性)

・原子力について不安や疑問が生じた際に、Webサイトを通じて、原子力関係者に質問できるような環境があればよい。(地元女性)

また、協力会社で働く方からは、地元と発電所のコミュニケーションについて、

・身近な知り合いに現場を見せるように心がけている。

・原子力の専門的な内容をわかりやすく伝えるのが非常に難しい。

といった意見が提出されました。



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