黄檗会との共催の講演会・懇親会(H24年5月19日、京大百周年記念館)報告

平成24年5月19日(土)に京都大学百周年時計台記念館にて、シンビオ講演会および懇親会を黄檗会との共催で開催しました。黄檗会は京大宇治キャンパスにあった旧原子エネルギー研究所の若林二郎研究室、それを継承した吉川榮和研究室および下田宏研究室、平成10年から平成12年の間に設置された関西電力寄付講座(宮沢龍雄研究室)のOB・OGの同窓会です。
 講演会は、黄檗会会員の三谷拓也氏(株式会社フォーカルワークス取締役CTO、弁理士)による「知的財産の仕事と知的財産のビジネス(化)」から始まりました。三谷氏は日本の特許事情や弁理士の仕事とはどんなものかなど、自らの豊富な経験をもとにお話いただきました。その後、本年4月から京都大学大学院エネルギー科学研究科教授に昇任の下田宏先生に「エネルギー情報学研究室の研究活動紹介」と題して、拡張現実感技術を利用した原子力プラントの現場作業支援の研究、スマートフォンによる環境配慮行動を促進するオンラインコミュニティの研究、オフィス環境と知的生産性に関する研究等、下田宏研究室の最近の研究活動の紹介がありました。
   吉川榮和先生の古稀祝いを兼ねた懇親会には、若林御夫妻をはじめ多くの方に御参加いただき会場が狭く感じるほどでした(参加者約50名)。吉川榮和先生への花束贈呈、記念撮影、参加者全員による20秒制限の自己紹介・近況報告など、終始和やかな雰囲気で行うことができました。
   講演会・懇親会の開催に御協力いただきました方々に、この場をお借りして御礼申し上げます。


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