シンビオ研究会の下田・石井理事とその研究室の学生らが2013年9月に開催されたHIシンポジウム2013にて優秀プレゼンテーション賞を受賞しました。
シンビオ研究会の下田宏理事と石井裕剛理事とその研究室(京都大学大学院エネルギー科学研究科エネルギー情報学分野)の学生らが、 2013年9月10日から13日に早稲田大学で開催されたヒューマンインタフェースシンポジウム2013にて優秀プレゼンテーション賞を受賞しました。
優秀プレゼンテーション賞は、対話発表で行われた研究発表の中から、シンポジウム参加者の一般投票により各日で推薦された優秀な研究発表に対して、 9月12日(木) 夜に開かれるイブニングセッションにおいて授与されるものです。 また一般投票に加えて、シンポジウムプログラム委員会の審査により選定された優秀な 研究発表に対しても、同様に「優秀プレゼンテーション賞」が授与されます。 今回は一般投票首位、委員会審査選出の両方が一致する珍しいケースになりました。
優秀プレゼンテーション賞を受賞した発表物のタイトル、著者、概要を下記に記します。
デモ発表タイトル: モバイル深度カメラによる実世界情報のリアルタイム可視化
著者: 半田 大樹, 顧 穎成, 北村 尊義, 石井 裕剛, 下田 宏 (京都大学)
概要: 内装デザインやプラント保守などの作業において、環境情報の把握は重要なタスクである。既存手法は各々のアプリケーションに対して事前に作成されたモデルを位置合わせし、表示するものが主であるため、汎用性が低く費用対効果が小さい。本稿はRGB-Dカメラを用いて、リアルタイムで幾何学的情報を抽出しタブレット上で提示することで、ユーザーの環境把握を支援するシステムを提案する。提案システムの使用例から、提示される情報の正確性について議論する。