シンビオ社会研究会 原子力WEB教材


KBb番号/039ぐらっど下割れ(UCC)による割れ のバックアップ(No.1)


KBb番号:039

モード:割れ

メカニズム①:応力腐食割れ(SCC)

'メカニズム②:ぐらっど下割れ(UCC)

特徴:UCC(under clad cracking)には再熱割れ(SR割れ,reheat UCC)と水素割れ(低温割れ,cold hydrogen UCC)の2つのメカニズムがある・鋼中に不純物元素が入ったり,クラッド面近傍に凝固偏析があると発生しやすい・また,溶接部の残留応力はUCCを助長する・クラッドを溶接施工する際に,大入熱で実施した場合に母材で割れが発生する・以前に原子炉圧力容器で発見されたUCCはクラッド表面にほぼ直角に存在し,一般に溶接方向の45~90°にわたり発生するという特徴があった・

主たる材料:炭素鋼,低合金鋼

事例: