シンビオ社会研究会 原子力WEB教材


KBb番号/041焼戻し脆化による材質変化 のバックアップ(No.2)


KBb番号:041

モード:材質変化

メカニズム①:熱劣化

'メカニズム②:焼戻し脆化

特徴:Cr‐Mo鋼などにおいて370~570℃で長期間使用されると室温靭性が低下する現象である.定期検査後の気密試験などで昇圧する際に小さな割れから脆性破壊が発生する可能性がある・この現象の特徴は不純物元素(P,Sn,As)が結晶粒界に析出し,粒界破壊を起こすことである・特に,粒界脆性破面となる・

主たる材料:低合金鋼

事例:018