令和4年度のまとめと令和5年度の取り組み

         

この3年間のコロナ異常事態も今年5月8日にはやっと自粛が解禁になりました。これから街角や車内、お店など、徐々にマスク姿も少なくなって社会が以前の姿に戻っていくことを期待しております。

当会の令和5年度通常総会は、5月11日ZOOMによるオンラインも併用したハイブリッド会議により実施し、前年度の事業を総括し、令和5年度の取り組みを討議しました。その後、引き続き京大エネルギー理工学研究所ゼロエミッション研究拠点(Ze拠点)との共催で「先端エネルギー科学への招待」を基調テーマに第1回講演会を開催し、多数の参加者がありました。この講演会の当日の模様は当会のホームページに詳細を掲載しておりますのでご覧ください。

さて令和4年度から令和5年度に向けての当会の活動の大きな流れを紹介します。一つは来年の令和6年度総会で当会役員が全員改選を迎えることから運営体制の全体的な若返りを意図して次期役員体制を1年かけて検討する特別諮問委員会を理事会内に発足しました。来年度総会ではこの委員会の答申を活かしてスムーズな当会役員の若返りと運営体制の活性化をはかりたいと大いに期待しています。

次いで今年の事業活動では、昨年度からの京都大学エネルギー理工学研究所ゼロエミッション(Ze)研究拠点の支援を受けて、一つはICTの適用による保全活動の高度化を目指す研究調査、もう一つは先端エネルギー科学のパブリックアウトリーチによる社会啓発を一層活発に進めることと、これらの活動を出版活動に結び付けるべく、役員、顧問の全員で取り組むことといたしました。

これらの活動の進展は、当会のホームページへの情報提供、メルマガによる発信さらにはシンビオニューズアンドレポートへの活動報告の掲載によりお知らせいたします。会員mp皆様のご理解とシンビオ講演会や研究談話会などの諸行事へ多数の皆様の積極的なご参加をお待ちしております。


令和5年6月  特定非営利活動法人 シンビオ社会研究会 会長 吉川 榮和