色
- 色の3要素(色相・明度・彩度)を理解すること
色を効果的に使うためには、色の3要素、すなわち色相、明度、彩度を知るとよい。
色相は、基本的な色を決めるものであり、青・緑・黄色・赤・紫などである。
明度は、表面から反射される光の量に対応する。
彩度は、色の強さの尺度であり、どれくらいぼかされているか、ということでもある。
色を選ぶときは、この3つの要素が、すべて異なるようなものを選ぶとよい。
- 背景と文字の明度の違いを大きくすること
年をとると明度が区別しにくくなる。このため、前景色と背景色の明度の差を大きくするとよい。色相や彩度が違ったとしても、隣り合ったところに明度が似たような色を使ってはいけない。
- 色の選択には、「色の環」を使うとよい
性質によって分類した色のスペクトルを配列した「色の環」を設計する時に使うことが多い。例えば、オレンジのような二次的な色は、オレンジの元となる一次的な色、赤と黄色、の間にあり、補色は青になっている。「色の環」で反対側にある色を使うとよい。
- 青と黄色、赤と緑の組み合わせは避けること
色盲の人が見にくいので、青と黄色、赤と緑の色の組み合わせは、使わないようにする。
- 黄色のセロファンを用いて見易さをチェックする
黄色のセロファンを画面の前にかざしてページを見ると、高齢者からはどのようにそのページが見えるかを知ることができるので、よいテストになる。
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