リスクコミュニケーション 


 公開ワークショップ「リスク評価とリスクコミュニケーション」
日時: 平成16年1月23日
場所: 京都市国際交流会館
社会の安全と安心を得る効果的な原子力安全知識基盤の向上、原子力の社会的受容性向上を図るため、インタネットを活用した新たな双方向の原子力リスクコミュニケーションの方法を創出することを目的に、京都大学と民間からの文理融合の研究メンバーで新たな研究チームを構成して、「原子力の社会的リスク情報コミュニケーションシステム」に関する研究に取り組むことになりました。
今年は、その初年度の活動として、青森県六ヶ所村にある原燃施設等の施設の訪問調査を兼ねての地元の女性の方々との「女性と原子力」座談会の実施、原子力関係者や一般社会へのアンケート調査の実施と結果の分析、高レベル廃棄物処理に関するインタネット掲示板システムの試作と実験などを進めています。
                   プログラム
                   要旨


 寺戸美香さん(京都大学エネルギー科学研究科博士課程2年生)ICONE12で受賞しました。

寺戸美香さん(京都大学エネルギー科学研究科博士課程2年生)の第12回原子力工学国際会議(ICONE12)での発表論文“Analysis on Difference of Risk Perception between People Engaged in Nuclear Business and General Public-From Social Survey for Nuclear Power Plant” (原子力従事者と一般公衆のリスク認識の相違―原子力への社会調査から)が、Best Poster Presenter at ICONE 12 Student Program (ICONE12 学生プログラムの優秀発表者) の表彰を受けました。
 受賞した論文


 エネルギー 


 Q&A
エネルギーについてのみなさまからお寄せいただいたご質問とその回答を掲載します。


 スウェーデンのエネルギー・事情

平成16年11月10日に、京大工学部6号館363号室(共同2)で、「スウェーデン、スウェーデン人とエネルギー」と題して、スエーデン・リンシェーピン大学教授エリック・ホルナゲル博士の特別講演が行われました。その講演概要を掲載します。

 原子力の技術継承、電力自由化と原子力とのかかわりのインタネット調査の結果
電力自由化の趨勢の中で電力事業の中での原子力の位置付けが不透明になっている。本研究ではこのような情勢下、原子力発電が抱える社会的課題として、安全面で技術継承、経済面で電力自由化、社会的受容性面で外部性評価の問題を取り上げて、原子力従事者等へのインタネット調査、郵送方式のアンケート調査を行った。本稿ではこのような社会調査の結果をもとに、前述の3つの社会的課題の克服の観点から電力自由化市場の中での原子力発電の位置付けや技術的・社会的課題を考察する。


 ユニバーサルデザイン 


 
ユニバーサルデザインとは?

バリアフリーということばを知っていますか?
近頃は街でも駅でも障害者のためのデザインを見かけることが多くなりました。
バリアフリーではとくに障害者を意識していますが、これを発展させて「すべての人のために」という視点からデザインを考えるのが、ユニバーサルデザインの基本思想です。


私たちは製品、建物、空間のようなハードな環境だけでなく社会の仕組みや制度のようなソフトな環境も含めて共生社会の視点からデザインのあり方を考えるという意味で、人口環境や社会システムのユニバーサルデザインを考えていきます。

ITのユニバーサルデザインについて、第14回エネルギー社会システム計画研究談話会で株式会社ユーディットの関根 千佳 氏からご講演いただきました。詳しくはこちらをごらんください。
   ITのユニバーサルデザイン 株式会社ユーディット 関根 千佳 氏





 高齢者のためのホームページデザイン

最近のインターネットの普及にはめざましいものがあります。
これからの高齢社会を考慮すると、高齢者の方にも、より多くのアクセス機会を提供することで、コミュニティへの参加、雇用機会への可能性を高めることが期待されています。

そのため、高齢者の方にもアクセスしやすいホームページの作成が非常に重要になっています。
ここでは、高齢者が見やすいホームページの指針を掲載しました。



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