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--- 実施計画書 ---

実施計画書
B.3 WEB対話システムのアフェクテイブネス効果の心理生理的評価実験
被験者の質問紙による多次元感情尺度の主観報告と非侵襲的な視線追跡、表情変化計測等が可能なフェイスラボシステムを併用してB.2によるWEB対話システムのアフェクテイブネス効果を客観的に評価する被験者実験を行う。 注:評価委員会では平成15年度のWEBシステムの評価実験での被験者数が少ない、またアフェクテイブネスの効果はなかったのでは?との指摘があったが、上記のような心理生理的評価手法を適用すれば、比較的少数の被験者での実験データの分析でマルチメデイア情報の提示方法の差による情報アクセス行動の差、認知向上度の相異を比較することでアフェクテイブネスの効果を調べることが可能と考えている。
C.WEBコミュニケーションシステム以外の事業項目
C.1 ニュースレターの発刊
本プロジェクトの女性研究分担者が編集者となって、シンビオ社会研究会からのニュースレターを発刊し、同会員以外に原子力立地地域、首都圏女性層に配布する。内容は、原子力を含むエネルギー環境問題、技術と社会との関わり、本プロジェクトの紹介など、一般向けの社会啓発を趣旨とし、肩の凝らないものとする。ニュースレターの編集作業,ワープロ作業等で協力を得て、カラー印刷製本を印刷業者に発注する。
C.2 セミナーの開催
8月下旬〜9月下旬の間に福井県若狭地区で地域にも参加を呼びかけて日本原子力学会ヒューマンマシンシステム部会、シンビオ社会研究会との共催で、「ヒューマンインタフェースとリスクコミュニケーション」を基調にしたセミナーを開催する。セミナーでは、安全文化やリスクコミュニケーションに関する外部専門家の招待講演の他、リスクコミュニケーションの研究に取り組んでいる他のプロジェクトメンバも参加したワークショップも企画する予定である。セミナー予稿集の編集のためのワープロ作業をアルバイト雇用で行い、印刷製本を印刷業者に発注する。
C.3 研究成果発表および研究成果取りまとめ
平成16年10月には奈良にて開催の国際会議(NUTHOS-6)及び11月には仙台で開催の国際会議(CSEPC-04)で当グループメンバが研究成果を論文発表の予定である。また、平成17年1月に本プロジェクトメンバ全員が1泊2日の合宿を行い、各メンバーの研究結果を報告して討議し、報告書作成の方針を策定する。また研究成果報告書原稿の編集取りまとめのためのワープロ作業をアルバイト雇用で行い、印刷製本、CD作成、郵送代行を印刷業者に発注する。
  1. 実施方法
    本プロジェクトの平成16年度の主な実施事業は、上記の事業内容を俯瞰すると下記の3つのタスクに括ることができる。
    ● 安全文化醸成WEBシステム(事業内容のAの各項目に対応)
    ● HLW処分問題WEBシステム(事業内容のBの各項目に対応)
    ● リテラシフリーコミュニケーション(事業内容のCのうち、C1とC2 に対応)
    上記の3つのタスクに大別し、それぞれにタスクリーダを置いた平成16年度の実施体制を下図に示す。図中の*印は、本プロジェクトの研究代表者、分担者の所属大学院学生である。また**印はそれ以外の協力者である。
プロジェクト成果
連絡先
平成16年度活動計画
平成15年度活動結果
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